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メッセージ from フォーラム

感動のお正月映画です

2014.11.1

 映画ファンにとって、このお正月一番の注目作は、クリストファー・ノーランの『インターステラー』です。初日は11月22日(土)ですが、間違いなくお正月を突き抜けてロングラン上映されます。

 SF映画ではありますが、これほどリアリティを感じたSF映画は初めてです。人類が地球に住めなくなって、広大な宇宙の中から人類が移住可能な星を探し求めるプロジェクトが秘かに進行していた…という設定が、架空のものとは思えません。200年後か300年後、あるいは500年後には、私たちの現実かもしれないと思えます。監督・脚本・製作のクリストファー・ノーランの想像力=創造力をお楽しみください。

 翌週28日(金)から始まる『フューリー』はブラッド・ピットの最新作で、すさまじい迫力の戦争映画です。ドイツ軍の重戦車ティーガーIと米軍の中戦車M4シャーマンが直接遭遇するシーンは、かつて見たことのない迫力シーンです。なにせ、どちらも戦争博物館に展示してある、まだ動く"本物"で撮影したのですから、作りものではないリアリティに圧倒されます。

 12月12日(金)からのデビッド・フィンチャーの『ゴーン・ガール』は、知名度の点では『インターステラ―』には及びませんが、ストーリー展開の意外性や、男女ともに楽しめる客層の広さから言っても、"対抗"としての風格は充分です。ミステリーとしても、娯楽映画としても一級品で、その面白さは一般の人々にもクチコミで広がり、お正月に爆発するはずです。お正月映画の大穴になる可能性をも秘めた"対抗"です。ライトな映画ファンにも、ヘビーな映画ファンにもおすすめできる、きわめて満足度の高い映画です。

 このお正月、興行的には、日本映画は『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』。外国映画は『ベイマックス』が間違いなくトップです。その『ベイマックス』。ようやく観ることができました。舞台は「サンフランソウキョウ」という、サンフランシスコと東京の合成都市。でもほとんど"日本"という感じです。兄の遺したケア・ロボットとともに、世界を取り戻すために戦う14歳の少年ヒロ。ロボットなのに、いとおしくてたまらなくなる「ベイマックス」。これはファミリー・ピクチャーでありながら。大人の観客をも泣かせてしまう感動作です。

 日本映画で映画ファンにおすすめできるのは『バンクーバーの朝日』です。先日、二度目の試写を観ました。1914年から1941年までカナダ・バンクーバーに実在した野球チームの話なので、起きたことを淡々と描いています。静かな感動と、事実の重みがずっしりと残る映画です。お正月以降には、若い人々にもクチコミで拡がってくれればと期待しています。

 突然ですが、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を上映します。先日開かれたフォーラム那須塩原のスタッフ交流会で、今年のベストワンに推す社員が多かった映画です。配給会社との関係で、ファーストランは他社系での公開が多かった作品ですが、フォーラムファンの方々にこそぜひお届けしたい、心暖まる映画です。二度、三度と観たくなる、宝物みたいな映画です。ぜひ、早目にご覧になって、まわりの方々にすすめてあげてください。絶対に喜ばれます。年末、最高のプレゼントになります。

2014年11月18日
(フォーラムネットワーク 代表 長澤裕二)