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盛況なのになかなか"満席"にならない理由(ワケ)

2015.12.1

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『スターウォーズ/フォースの覚醒』公式サイトはこちら


 お正月映画の本命がいよいよスタートしました。『スターウォーズ/フォースの覚醒』は3日間で16億円、『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』は2日間で10億円と、ほぼ狙い通りのスタートを切りました。『スター・ウォーズ』は100億以上、『妖怪ウォッチ』も60億円は確実に到達できるスタートです。

 ただ、上映回数をかなり多めに組んでいますので、"満席"はめったに発生しません。字幕、吹替及び3Dとバージョンも多彩で、上映回数も必然的に多くなり、次回の上映が1時間後なんていうのが普通になりました。また、全席指定が定着して、入場券を購入する時点で空席の位置がわかるので、「残っているこの席より、次回のこの席がいい」というお客様が増え、完全満席はなかなか起こらなくなりました。逆に、時間ギリギリに飛び込んでも、一番前でも良ければ空いていたりするわけです。そんなこんなで、大ヒット映画でも見やすい状況が生まれたというわけです。

 さて、当社のシネコン第1号のソラリスが、この12月で満15周年を迎えました。2~3スクリーンの出店要請を拡大して6スクリーンまで増やしましたが、面積的な制約から、座席数もスクリーン数も足りないスタートでした。680席で年間30万人を迎えるという異常な高稼働でご迷惑をおかけすることもありましたが、その後、広域人口50万人ほどの所に、5サイト38スクリーン計5,100席余りと、人口比日本一スクリーン数が多い激戦区になるなんて、予想もできないスタートでした。

 フォーラム盛岡もこの12月でシネコン化9周年です。こちらも市街地の中のビルで、面積の制約から7スクリーン950席の小型シネコンです。しかし創意と工夫で、映画の迫力と見やすさは大型に負けない劇場として、市民に愛されています。

 ある意味、座席数もスクリーン数も理想的に建設できたフォーラム那須塩原も開館6周年です。栃木県北部と福島県南の一部という広大な地域からの集客で、順調な歩みを進めています。

 当社では最も新しいフォーラム東根も満5周年です。5サイト38スクリーンの最激戦区の北の砦として生き残りをかけて頑張っています。北村山、西村山、そして最上と、広域からの集客で、ファミリー・ピクチャーに強みを発揮しています。

 ということで、最激戦の山形地区は、『スター・ウォーズ』も『妖怪ウォッチ』も大ヒットしていても空席がある状況です。いつ行っても座れる便利さと、賑わいが感じられない物足りなさ。何事もほどほどがよろしいようで。しかし生き残りのための戦いはまだまだ続きます。熱いご支援をお願いいたします。

 1月にスタートする娯楽映画は、感動の深い良質な作品が毎週登場します。先月も書きましたが、1月8日(金)からの『ブリッジ・オブ・スパイ』は監督スピルバーグx脚本コーエン兄弟x主演トム・ハンクスx実話という、実に素晴らしい作品です。

 翌週1月16日(土)からのロン・ハワード監督作品『白鯨との闘い』は、小説「白鯨」の隠された真実を描くもので、圧倒的な見応えです。

 1月23日(土)スタートの『ザ・ウォーク』は1974年にワールド・トレード・センタービルのツインタワーの間を、命綱なしで綱渡りした実話を3D映像で体験させるというもの。高所恐怖症の方にはおすすめできません。ロバート・ゼメキス監督の感動作です。

 1月30日(土)からの『ブラック・スキャンダル』は1970年代に実際にあった汚職事件を、主演ジョニー・デップx監督スコット・クーパーが描いた実録もの。恐さも一級品です。

 『オデッセイ』『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は来月に回しますが、どちらも凄い作品です。お楽しみに。単館系の作品群は厳選を重ねていますので、特にピックアップは致しません。

 2015年は映画の興収が2,100億円に到達するのではないかという予測が、チラホラと出ています。2016年は名画オンパレードの幕開けとなります。映画ファン、フォーラムファンの皆様方、来年もよろしくお願いいたします。

2015年12月22日
(フォーラムネットワーク 代表 長澤裕二)