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『悪人』3本分の観ごたえのある『怒り』

2016.8.1

201608_ikari© 2016映画「怒り」製作委員会


『怒り』公式サイトはこちら

 まずは驚きの報告から。先月、新海誠監督の『君の名は。』の大ヒットを予測しましたが、8月26日(金)・27日(土)・28日(日)三日間の動員は私の予想の3倍以上という驚異的な大ヒットで、この夏最大ヒットが確実になりました。メジャー初デビューとなった新海誠ワールドですが、これほどまでの大ヒットになるとは、まさにうれしい誤算です。各地区、最大キャパの劇場を準備しましたが、満席の回が続出するスタートになりました。満席でご希望の回にご覧になれなかったお客様、誠に申し訳ありませんでした。来週以降は、上映回数を増やして満席を回避したいと思います。

 7月末から始まった『シン・ゴジラ』も予想以上の大ヒットになりました。この映画は試写がなかったので全貌がわからず、予測ができませんでした。劇場で初めて観ましたが、予想外のストーリー展開で、また、政府関係者のオタオタぶりなど、笑えるエピソードもあって楽しめました。1ヶ月間の興収がすでに53億円に達していて、まだまだ伸びる勢いがあります。予想以上の大ヒットが続いている『シン・ゴジラ』ですが、『君の名は。』のスタートがこの150%というのはまさに驚異です。日本のアニメ作家たちの才能には全く感服する夏となりました。

 さて、9月は秋。芸術的娯楽映画の季節が始まります。そしてその代表作が17日(土)から始まる『怒り』です。原作吉田修一、監督李相日というのは6年前に大ヒットし、各映画賞を独占した『悪人』を彷彿とさせます。今回のストーリーは、一年前に起きた八王子の殺人事件の真犯人を追う話。彼は整形手術を受けており、どこに潜伏しているのかわからない。

 東京、沖縄、千葉に、それぞれ前歴の分からない男がいて、関わりを持つ人たちが振り回される。まさか彼がと疑いを持ち、あるいは、彼は絶対大丈夫と信じ込もうとする。真犯人は1人だけだから、あとの2人は当然真犯人ではないわけですが、周りの人も含めた登場人物たちの濃密な演技に圧倒される。役者たちの熱演、競演も見物です。『悪人』3本分の観ごたえをお楽しみください。

 10月1日(土)スタートの『SCOOP!』もおすすめです。福山雅治のパパラッチ役。二階堂ふみのド新人記者役。そしてリリー・フランキーの裏情報屋役と、こちらも役者たちの競演が見ものです。

 『ハドソン川の奇跡』の試写はまだ観れていません。ちょっと期待しているのですが…。

 『スーサイド・スクワッド』には、これまでにない新しさがあって楽しめました。トンガッた人におすすめします。

2016年8月30日
(フォーラムネットワーク 代表 長澤裕二)