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2018.9.19

【特別寄稿】『止められるか、俺たちを』
脚本家 井上淳一さんより
メッセージを頂きました。

 

 

止められるか、俺たちを-01 

 

 

 

 若松孝二監督が亡くなって、もうすぐ六年になる。

 その間、僕は三本の映画を作り、それを公開し、製作費を回収し、そのお金でまた映画を作るということがどれほど大変かを知った。若松さんはそれを50年もやってきたのだ。生前、師である若松さんのやり方に不満を覚えたこともあった。だけど、今なら分かる。なのに、若松さんはもういない。そんな僕にとって、この映画は若松さんに対する僕からの詫び状であり、感謝状であった。ようやく若松さんに、ごめんなさいとありがとうが言える。しかし、それは生易しい行程ではなかった。それは若松さんを撮った白石和彌も、演じた井浦新さんも同じだったのではなかろうか。 

 昔は印刷台本の一ページ目に「企画意図」を書いた。キャストやスタッフにこの映画はこういう想いで作るのだという監督や脚本家の意思表明みたいなものだ。今回、白石監督の意見で、この企画意図を台本に載せた。それをここにも載せる。想いの伝わる映画になっているか、皆さんの判断を待ちたい。出来るなら、一人でも多くの方の。

 

 

【企画意図】

 

 映画が時代とともに疾走していた時代があった―。

 1960年代後半から70年初頭の若松プロがまさにそれだった。学生運動の興隆から敗北、内ゲバから武装闘争、若松プロが量産する映画はそういう時代の空気を敏感に感じ取り、映し出し、若者たちの熱狂的な支持を得ていた。それは若松孝二という圧倒的な求心力の元に集まった鬼才たちによるものだった。

 その梁山泊に迷い込んだ一人の女性助監督。この映画は彼女を通して見た、若松プロの青春グラフィティーである。

 若松プロの映画はいつも「ここではないどこか」を探していた。彼女は果たしてそれを見つけることができたのだろうか?

 若松は言っていた。「映画を武器に世界と闘う」「日本映画界をブチ壊す」と。

 本作もまた、今のぬるま湯に浸かったような「世界」を、そして「日本映画界」を撃つ映画となることを信じて止まない。

 

 

 

作品詳細はこちら

 

 

(C)2018 若松プロダクション

 

 

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