お使いのブラウザは本サイトではサポートされておりません。

FORUM CHINEMA NETWORK フォーラムシネマネットワーク

メッセージ from フォーラム

『帝一の國』『メッセージ』『ちょっと今から仕事やめてくる』

2017.4.18

帝一の國01smessageちょっと今から仕事やめてくるs

(C)2017フジテレビジョン 集英社 東宝(C)古屋兎丸/集英社  (C)2016 CTMG (C)2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会

『帝一の國』公式サイト   『メッセージ』公式サイト  『ちょっと今から仕事やめてくる』公式サイト

 

ゴールデンウィークのイチオシは、まだ観ていない方には『ムーンライト』と『帝一の國』です。

 『帝一の國』は将来の総理大臣を目指す帝一が、その第一歩として高校の生徒会長を目指す、ハチャメチャワルノリな青春コメディです。ちょっと今までにない新しいタイプの映画です。お楽しみください。

 『SING/シング』『モアナと伝説の海』『ラ・ラ・ランド』がどれも40億円を超えて、50億円に近づきつつあります。このゴールデンウィークに登場する作品で大ヒットが予想されるのは『美女と野獣』と『ワイルド・スピード ICE BREAK』の2本が本命ですが、『帝一の國』もそこに割って入れるか楽しみです。

 

 5月に登場する感動映画は『メッセージ』と『ちょっと今から仕事やめてくる』の2本でしょうか。

 『メッセージ』はフォーラムのオープン作品の『未知との遭遇』のような、エイリアンとのコンタクトの映画です。今週末発行のマンスリーガイド5月号で特集を組んでみどころを紹介していますので、ぜひご覧ください。

 『ちょっと今から仕事やめてくる』は、90年代以降の就職氷河期に登場した、ブラック企業にこき使われている青年の心の叫びが聞こえる、今の日本でいちばん大事な映画です。ヒット作も楽しみながら、こういう涙なくして観られない、今の状況にも目を向けていただきたいと思います。

 

 地区により上映時期は前後しますが、『カフェ・ソサエティ』は久々にウディ・アレンの本領発揮のロマンティック・コメディです。

 上映期間は短いですが、『ラビング 愛という名前のふたり』『はじまりへの旅』『哭声/コクソン』『わたしはダニエル・ブレイク』必ずチェックをお願いします。

 『ぼくと魔法の言葉たち』は自閉症で2歳で言葉を失ってしまった少年が、大好きなディズニー・アニメに親しむ中で言葉を取り戻す、感動のドキュメンタリーです。

 4月中旬から山形、盛岡、八戸で上映が始まった『愚行録』は人間の残酷さに迫る力作です。4月28日までです。お見逃しなく。

 

2017年4月18日

フォーラムシネマネットワーク代表 長澤裕二

 

最近の記事
バックナンバー