フランスの国民的大女優ファビエンヌが「真実」と題した自伝本を出版。それを祝うために、アメリカで暮らす娘のリュミールとその夫、ファビエンヌのパートナーらが集まった。しかし本を読んだリュミールはこう告げる―「この本のどこに真実が？」。そして自伝に綴られた嘘、綴られなかった真実が、母と娘の間にうごめく愛憎を露わにしていく…。
『万引き家族』でカンヌ映画祭最高賞に輝いた是枝裕和監督がフランスとの合作で贈る最新作。カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークといった世界的な豪華キャストを従え、“家族” という小さな宇宙に渦巻く名状しがたい感情を緻密に描き上げる。

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『真実』オリジナル版に未公開シーンを加えたこの「特別編集版」では、母娘のドラマを支える男性陣にいっそうのスポットが当てられる。是枝監督自身も「イーサン・ホーク好きにはたまらない…はず」とコメント。

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