シンデレラ/英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25Cinderella
(C) 2023 Tristram Kenton_ext
日本出身のプリマ・バレリーナ、金子扶生が主演! ローレンス・オリヴィエ賞受賞の美術デザイナーによる人気プロダクション! 華麗でファンタジックに彩られたロイヤル・バレエ『シンデレラ』
母を亡くすという不幸な境遇にもめげずに明るく健気なシンデレラが、その清らかな心で幸せをつかむという『シンデレラ』の物語は、いつの時代も人々の心に灯りをともしている。ロイヤル・バレエの創立メンバーである巨匠フレデリック・アシュトン振付の『シンデレラ』が初演されたのは1948年。おとぎ話のファンタジックさ、英国らしいおおらかなユーモアと、心優しい人が報われるというハッピーエンドで多くの人に愛される名作となり、アメリカン・バレエ・シアターや新国立劇場バレエ団など世界中で上演されている。
2022年に初演75周年を記念してロイヤル・バレエでおよそ10年ぶりにリバイバルされた『シンデレラ』は、舞台装置や衣装が一新された新プロダクションとして登場し、大好評を博した。その成功を受け、2024年にはクリスマスの時期に毎年恒例の『くるみ割り人形』に代わって上演された。舞台装置を手掛けたトム・パイは『となりのトトロ』で2023年のローレンス・オリヴィエ賞舞台デザイン賞を受賞するなど注目のデザイナーで、本作でも変身シーンなどにプロジェクション・マッピングを巧みに使用し、舞踏会を野外のガーデンパーティとして演出するアイディアでロマンティックな世界観を作り上げた。
衣裳を手掛けたのは、映画『オペラ座の怪人』や『アベンジャーズ』、『ネバーランド』、『ドクター・ストレンジ』などで知られるアレクサンドラ・バーン。今までに6度アカデミー賞衣裳デザイン賞にノミネートされ、2007年の『エリザベス:ゴールデン・エイジ』でオスカーを受賞している彼女が出掛けたファッショナブルで華麗な衣装が、舞台にさらなる彩りを加えている。
心優しく健気で前向きなシンデレラを演じるのは、ロイヤル・バレエの看板ダンサーであり、世界的なプリマ・バレリーナへと成長を続けている金子扶生。アシュトン独特の非常に難しい技巧も軽やかに踊りこなす姿も眩しい。王子役には、『不思議の国のアリス』のハートのジャック役でシネマ上映作品に主演し、今年はバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の来日公演でも主演する人気スターのウィリアム・ブレイスウェル。他にも、優しくシンデレラを導く仙女役にマヤラ・マグリ、シンデレラの義理の姉たち役には、ベネット・ガートサイドとジェームズ・ヘイが挑んでいる。また道化役には、超絶技巧を誇る若手の五十嵐大地、四季の精のうち夏の精を佐々木万璃子が詩情豊かに踊るなど、多くの日本出身のダンサーが活躍を見せている。
世界トップクラスのスターダンサーたちによる、ときめきと笑いに満ちた華やかで夢いっぱいのバレエ作品は、冬の寒さを吹き飛ばして温かい気持ちにさせてくれるに違いない。
鑑賞料金:一般3,700円 / 学生2,500円
予告編
※予告編をご覧いただけます。
- 【公開日】
- 2025年2月21日
- 【上映時間】
- 186分
- 【上映期間】
- 2/21(金)~2/27(木)
- 【公開日】
- 2025年2月21日
- 【上映時間】
- 186分
- 【上映期間】
- 2/21(金)~2/27(木)