敗戦後の焼け跡からの復興、高度経済成長そしてバブル崩壊。昭和という怒涛の時代のなか、飢えや世間の冷たい視線に抗いながら、誰に頼ることなく一人で生きる男がいた―。命懸けの裏社会で無頼を生き抜いた男をEXILEの松本利夫が演じる。あぶれ者たちの群像劇を通して、昭和という時代を浮き彫りにする。