お知らせ
イベント
2021.11.20
『くじらびと』石川梵監督×美術家・是恒さくらさんリモートトーク付き上映
モリ1本で巨⼤なマッコウクジラに挑む、インドネシア・ラマレラの⼈々。
壮絶な狩りの背景には、400年にわたり命を繋いできた鯨と⼈間の魂の物語があった-。
この秋ぜひ大きなスクリーン&大音響で体感してほしい、眩しいほどの生命力に満ちた“⽣きること”の本質に触れる衝撃のドキュメンタリー『くじらびと』の公開を記念し、30年の長きにわたり村人たちと交流を続け映画を完成させた石川梵監督と各地の捕鯨文化・海の民俗文化を追う気鋭の美術家・是恒さくらさんのリモートでのアフタートークをフォーラム山形&フォーラム東根で同時開催します!
■ 日時:11月20日(土) 12:30の回 (上映後、リモート登壇トーク)
■ 会場:フォーラム山形&フォーラム東根
■ リモート登壇予定:石川梵監督/美術家・是恒さくらさん
■ 鑑賞料金:通常料金 ※各種招待券はご利用いただけません
登壇者プロフィール
◎石川梵 監督(いしかわ ぼん)
写真家・ノンフィクション作家・映画監督。1960年⽣まれ。⼤分県出⾝。AFP通信(Agence France Press)のカメラマンを経て、1990年よりフリーの写真家となる。1984年から伊勢神宮の神事をはじめとして祈りをテーマに世界各地で撮影を⾏い、その作品は LIFE、NATIONAL GEOGRAPHIC、New York Times、Washington Postなど世界の雑誌、主要新聞で発表されている。
世界の空撮を通して地球の歴史を撮り、祈りを通して⼈間の原存在に迫るという⼆つをライフワークとしている。写真集「海⼈」(新潮社)で写真協会新⼈賞、講談社出版⽂化賞、「The Days After 東⽇本⼤震災の記憶」で写真協会作家賞を受賞。このほか「伊勢神宮、遷宮とその秘儀」(朝⽇新聞)、「祈りの⼤地」(岩波書店)、「時の海、⼈の⼤地」(魁星出版)などの写真集や著書を数多く発表している。
映像作家としては、1998年にフジテレビ系列「巨鯨に挑む」の共同演出を担当し、第15回ATP賞ドキュメンタリー部⾨優秀賞を受賞。2015年に起きたネパール⼤震災の直後、ラプラック村へ取材に⾏ったのを機に⾃⾝初のドキュメンタリー映画の製作を始動。2017年に初監督作品として『世界でいちばん美しい村』を全国40館で公開すると、ネパール地震を背景に“⼈間にとっていちばん⼤事なものは何か”を問い、復興と家族の絆を捉えた感動作としてSNSを中⼼に⼝コミが広がり、ロングランヒットとなった。
本作の舞台となるインドネシア、ラマレラ村には1991年から取材を重ねており、『くじらびと』撮影の模様は2017年のTBS「クレイジージャーニー」でも放映され⼤きな話題となった。いつ消え去るかわからない⽣存捕鯨⽂化を映像記録に残すため、これまでの活動の集⼤成として3年かかりでこの美しくも⼒強いドキュメンタリー映画を作り上げた。
◎是恒さくら(これつね さくら)
美術家。広島県生まれ。北海道苫小牧市在住。2010年アラスカ大学フェアバンクス校卒業。2017年東北芸術工科大学大学院修士課程地域デザイン研究領域修了。2018年〜2021年東北大学東北アジア研究センター学術研究員。日本の東北地方や北米各地の捕鯨、漁労、海の民俗文化を尋ね、リトルプレスや刺繍、造形作品として発表する。リトルプレス『ありふれたくじら』主宰(Vol.1~6既刊)。主な展示に「新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち」(2017年・横浜市民ギャラリー)、「N.E. blood 21: Vol.67 是恒さくら展」(2018年・リアス・アーク美術館)、「阿部明子・是恒さくら展『閾 -いき- を編む』」(2019年・塩竈市杉村惇美術館)など。
HP:https://www.sakurakoretsune.com/
最近のお知らせ
お知らせ
2024.10.4
パンフレット完売・再入荷のお知らせ
お知らせ
2024.10.3
劇場オープン時間のお知らせ
お知らせ
2024.10.1
映画鑑賞料金と割引サービス改定のお知らせ
お知らせ
2024.10.1
バリアフリー日本語字幕付上映のお知らせ
イベント