フォーラムシネマネットワークについて
フォーラムは、日本で初めての市民出資による「市民の映画館を建設する会」から生まれました。「山形えいあいれん」という自主上映サークルのメンバーの運動によって、約 3,000 万円の市民出資金 が集まり、法人を設立して映画館の運営を始めました。映画ファンのための映画館としてスタートしたフォーラム山形(山形市大手町)は、このようにして生まれました。その後、福島、盛岡、仙台へと活動の輪を広げていきました。オープン前の3ヶ月間で、福島では 700 万円、盛岡では 500 万円の出資金が集まりました。ソラリス(山形市)のオープン時には、山形で再度市民株主を募集したところ、新たに5,000 万円の出資金が集まり、新会社を設立しました。さらに、那須塩原や東根など、映画館の空白地に映画館を建設する事業を進めてきました。そして再度市民株主を募集し、増資を行いました。また、各地区共、それぞれ年間の上映本数は350本を超え、地元の大学や市民団体や映画ファンなどと協力して実行委員会を作りながら、さまざまな上映会を企画しています。
企業理念
映画ファンによる、映画ファンのための映画館建設の運動から事業が始まり、アート系から娯楽映画まで幅広く上映できる映画館作りを進めています。スタッフは皆映画が好きで、地域の皆様に良質の映画を提供できるこの仕事に誇りを持っています。どのような場面でも、常に映画ファンの立場に立ち、映画ファンの目線で仕事をすることが、私たちの幸せと会社の繁栄に繋がっていくものと考えています。
会社概要
- ●設立
- 株式会社フォーラム運営委員会(1984年1月設立)
株式会社フォーラムマルチプレックスシアターズ(2000年8月設立) - ●資本金
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株式会社フォーラム運営委員会
4,000万円
株式会社フォーラムマルチプレックスシアターズ
5,000万円
- ●代表者
- 代表取締役 長澤 純
会社沿革
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1979年
4月
- 山形県映画センター 設立
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12月
- 映画サークル、山形えいあいれん 発足
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1984年
1月
- 株式会社フォーラム運営委員会 設立(資本金 1,000 万円)
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7月
- 大手町、フォーラム山形 1・2 開館
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1987年
7月
- フォーラム福島 1・2 開館
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1989年
4月
- 山形市、ヌーベル F1・2 開館
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1992年
10月
- フォーラム福島 3・4 開館
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1993年
5月
- 福島東宝、スカラ座 開館
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8月
- フォーラム盛岡1 開館
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1994年
6月
- フォーラム盛岡2 開館
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1995年
5月
- フォーラム盛岡3 開館
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1997年
4月
- 福島東宝、スカラ座 閉館 フォーラム福島 5・6 開館
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1999年
12月
- フォーラム仙台(3スクリーン)開館
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2000年
8月
- 株式会社フォーラムマルチプレックスシアターズ 設立(資本金 5,000 万円)
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12月
- 山形市、ソラリス(6スクリーン)開館
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2001年
3月
- 山形市、ヌーベル F 閉館
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2003年
9月
- フォーラム八戸(9スクリーン)開館
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2004年
6月
- 仙台市、チネ・ラヴィータ(2スクリーン)開館
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2005年
4月
- 大手町フォーラム1・2 閉館
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2005年
4月
- フォーラム山形 移転、開館(5スクリーン)
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2006年
12月
- フォーラム盛岡1〜3 閉館
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2006年
12月
- フォーラム盛岡 移転、開館(7スクリーン)
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2008年
6月
- 株式会社フォーラム運営委員会 増資(資本金 4,000 万円に)
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2009年
7月
- フォーラム盛岡 8・9(アートフォーラム)開館
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8月
- 仙台市、チネ・ラヴィータ1・2 閉館
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8月
- 仙台市、チネ・ラヴィータ 移転、開館(3スクリーン)
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12月
- フォーラム那須塩原(9スクリーン)開館
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2010年
10月
- 株式会社フォーラムマルチプレックスシアターズ 増資(資本金 7,050 万円に)
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11月
- フォーラム東根(8スクリーン)開館
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2016年
12月
- フォーラム那須塩原 4DXシアター導入
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2017年
1月
- 企業グループ名を「フォーラムシネマネットワーク」に改名
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2020年
6月
- 株式会社フォーラムマルチプレックスシアターズ 減資(資本金5,000万円に)
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2023年
1月
- フォーラム八戸 閉館
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4月
- アートフォーラム 閉館
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2024年
3月
- チネ・ラヴィータ 閉館