ありきたりの「⽇常」を撮り、その中に潜むもうひとつの世界への⼊り⼝を探し、言葉にからめとられる前の世界の感触を伝えたドキュメンタリー映画作家、佐藤真。2007年に突然この世を去ったが、その革新的な手法と映画哲学は高く評価されており、現代映画作家を始め多くの人たちに今なお影響を与え続けている。90年代〜00年代にかけて⽣み出された、映画史に燦然と輝く傑作の数々がいま蘇る。

『まひるのほし』4K (1998/日本/1h33)
監督：佐藤真
製作：山上徹二郎/庄幸司郎
撮影：大津幸四郎　撮影監督：田島征三
録音：久保田幸雄

『花子』4K (2001/日本/1h00)
監督：佐藤真
製作：山上徹二郎
撮影：大津幸四郎　音楽：忌野清志郎/ラフィータフィー
録音：弦巻裕　編集：秦岳志

『エドワード・サイード OUT OF PLACE』4K (2005/日本/2h17)
監督：佐藤真
撮影：大津幸四郎/栗原朗/佐藤真
企画・製作：山上徹二郎
協力プロデューサー：ジャン・ユンカーマン
整音：弦巻裕　編集：秦岳志

『阿賀に生きる』 (1992/日本/1h55)
監督：佐藤真
製作：阿賀に生きる製作委員会
撮影：小林茂　音楽：経麻朗　録音：鈴木彰二

『阿賀の記憶』2K (2004/日本/0h55)
監督：佐藤真
プロデューサー：矢田部吉彦
撮影：小林 茂　録音：菊池信之
音楽：経麻朗　編集：秦岳志

『SELF AND OTHERS』2K (2000/日本/0h53)
監督：佐藤真
製作：堀越謙三
撮影：田村正毅　録音：菊池信之
音楽：経麻朗　声：西島秀俊